2020年7月4日土曜日

014 [第114回医師国家試験(2019年度) E-18] ノーベル生理学・医学賞

番外編

E-18 ノーベル生理学・医学賞を受賞した日本人研究者とその研究者が貢献した研究内

容の組合せで誤っているのはどれか。

a 大隅 良典 オートファジーの仕組みの解明

b 大村智 マラリアに対する新たな治療法の発見

c 利根川 進 抗体の多様性に関する遺伝的原理の発見

d 本庶佑 免疫チェックポイント分子の発見

e 山中 伸弥 成熟した細胞のリプログラミングによる多能性の獲得

 

<解説>

常識問題として取り上げられています。

 

ノーベル生理学・医学賞を受賞した日本人研究者とその研究者が貢献した研究内

容の組合せで誤っているのはどれか

a 大隅良典 オートファジーの仕組みの解明                        〇 オートファジー

b 大村智  マラリアに対する新たな治療法の発見               × イベルメクチンは抗寄生虫薬

c 利根川進 抗体の多様性に関する遺伝的原理の発見            〇 日本人初ノーベル医学生理学賞

d 本庶佑  免疫チェックポイント分子の発見                     〇 ニボルマブ(オプジーボ)

e 山中伸弥 成熟した細胞のリプログラミングによる多能性の獲得            〇 iPS細胞 

 

以上より、誤っているのは(b)です。マラリアの治療薬としてはキニーネが知られています。他にはクロロキン、メフロキン、ファンシダール、プリマキン等。ワクチンは開発中。何より蚊に刺されないようにすることが重要です。ごっつぁん問題かと思いきや、少し難しいです。落とさないように。


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